健康な舌には白い苔のようなものがついていますが、その舌に生えた白い苔が何らかの原因で部分的に取れ、赤い地肌が地図状にみえる状態を地図状舌といいます。これは良性のもので、2歳以上の正常な子どもで約1～6%ほど見られます。急性の熱性疾患でもみられことがあります。
痛みや痒みはありません。地図状の赤い部分の形や大きさは日々変わってゆきます。原因はよくわかりません。
治療の必要はありませんが、ごくまれに食べ物がしみることがあります。